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#55 季節はずれの雪
~季節はずれの雪~

あと数日で4月、という時に季節はずれの雪が降った。といっても下界は雪ではなく、みぞれという感じだ。山を見ると白くもやがかかっているように見える。「おそらく雪だな・・」ということで早速行ってみた。

林道を上ってゆく。みぞれが次第に雪に変わってゆく。冬場は雪で閉ざされるこの林道も、今ではすっかり雪が融けて普通の道。その地面を再びうっすらと季節はずれの雪が覆う。林道の終点にある廃村も、うっすらと雪化粧をほどこしていた。今年の大雪は、この地域でも村のお堂がつぶされるなど多少なりとも被害が出たようであるが、この廃村も雪の影響か、かなり姿を変えている。シンボルとも言える家屋が解体されたのは別としても、その他の家屋の崩れが目立つ。しかしその残骸も雪で白く覆われることで少し雰囲気が変わって見える。
下界では梅が咲き始めているが、ここではまだ固いつぼみが見えるだけ。それも雪が覆い隠し、代わりに白い花を咲かせている。なかなか美しい。とは言っても季節はずれの雪のこと、おそらく明日までには姿を消していることだろう。まだ緑の少ない廃村の景色を明るくしてくれたこの雪が融け、またいつもの風景に戻る。

芹谷の本格的な春の訪れもあと少し。淡い雪景色を堪能しながらも、それを待ち遠しく感じる。






http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2006/03/29 00:00】 | 滋賀県山村・廃村・自然 | page top↑
たまに一言#54
~庭にキジ~

最近朝方になるといつもけたたましい鳴き声が聞こえる。一定の時間をおいて、またその声は聞こえる。ずーっと以前にもよく聞いた声だ。その声は庭の荒れ果てた畑の方から聞こえてくる。声の主の方に目をやると・・。
いた!キジがいた!

何かとても懐かしかった。以前カップルのキジがよく庭に遊びに来ていた。いつの間にか来なくなり、それから5~6年は経っただろうか。しかし今来ているキジは1羽だけ。当然前見たキジとは違うキジだろうが、妙に懐かしい。栄養がいいのだろうか、よく見ると丸々太っている。せっかくなので写真を撮ることにした。朝なので薄暗く、なかなか上手く写らない。ファインダー越しに見ていると細かな動きがよくわかる。けたたましく鳴いた後、しばらくじっとしている。返事を待っているのか・・。遠くでカラスの鳴く声がすると、そちらの方に素早く振り向くが、また元に戻る。連れ添う相方をさがしているのかもしれない。いい相方をさがして春を満喫しようというのかもしれない。その時は仲良くカップルで姿を見せてほしいものだ。

「キジも鳴かずば撃たれまい」ということばが浮かんできた。こうして鳴いてしまうから見つかってしまい、撃たれてしまうのだろう。鳴かなくてもいいのに・・。危険を感じてもすぐには飛べないし、逃げ足も遅いのだろう。なにか妙に親しみを感じてしまう。桃太郎にも登場するキジ、なんとも可愛らしい。

こういう時、田舎に住んでよかった・・・と私は思う。






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【2006/03/23 00:00】 | 自然・動植物 | page top↑
#53 危険
~危険~

先日、滋賀県のとある廃村を訪れた。以前から存在は知っていたのだが、なぜか訪れるのは初めての所である。今では杉が植林され、昼なお薄暗い山の斜面のその地。注意して見ないと、人が住んでいたなどとは気づかない。しかしよく見ると多くの石垣、ころがる一升瓶、瓦、割れた瓶の破片、陶製の便器、そして朽ち果てる寸前の苔むした柱、などなど見ることができる。

撮影に一生懸命になっていて、ふと足元を見るとくぼみらしきものがある。いやくぼみではない、もっと深いようだ。覗き込んでみる。井戸だ。危険な為、以前は木か何かで覆われていたようであるが、その木も腐って落ち、今はいきなり穴がむき出しの状態となっている。深さは2~3mもあるだろうか、気づかずに落ちると怪我は間違いないだろう。
結局周りを散策中、このような井戸が3~4つ見つかった。一つはコンクリートの淵があり井戸であることがすぐにわかったが、それ以外は「いきなり穴」である。夏場だと草ものび、その存在はますます気づかれにくいと思われる。

井戸だけではなく、こういった所には様々な危険がある。倒れた家屋には割れたガラスや陶器、柱に刺さった太い釘、金属片などなどがあり、もし苔むした柱に足を滑らせたり、腐った廃材を踏み抜くようなことがあれば・・・。
崩れかけた家屋の場合は頭上の注意も必要だ。瓦が落ちてくる、屋根が崩れ落ちるなども十分考えられる。
またこれら以外でも、スズメバチやマムシ、猪や猿、野犬の脅威。所によっては熊なども現れる。猟師による誤射も怖ろしい。時には不審者(私も??)も現れる。そこに行くまでの道中の多くはガードレールなど洒落たものも無い危険な極狭路。崖崩れや落石、陥没、地割れ、谷への転落など危険は限りない。そして万が一危険な状態に陥っても携帯電話は通じないし、人に助けを頼むこともできない。

考えてみると、もうそこらじゅう危険がいっぱいだ。それでも訪れてみようと思われる方は、それらのことをお考えになった上でそれなりの準備、覚悟で行かれることをお薦めする。間違っても遊び半分の気持ちでは近づかない方がよい。危険も多いし、何よりその地に住まわれていた方に失礼である、と私は感じてしまう。






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【2006/03/12 00:00】 | 滋賀県山村・廃村・自然 | page top↑
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