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#111 マキノ黒河林道
~マキノ黒河林道~

久しぶりに訪れた「マキノ黒河林道」・・・やはり、いい。

滋賀県で残り少なくなった、峠越えの未舗装林道。四方を陸で囲まれている滋賀県には、峠越えで他府県へ抜ける道が少なくない。そのうち主要道は当然舗装されているのだが、ほとんど車が通ることのない未舗装路もここ10年のうちで次々と舗装され、今や未舗装で残るのはごくわずか。先日、そのわずかに残る未舗装林道のうちの一つで、福井県へと抜ける「マキノ黒河林道」を訪れた。

この林道は杉林が少ない。従って杉林の多い地独特の、うっそうとした薄暗い雰囲気がほとんどない。この時期は雑木林の新緑の緑がとても美しく、逆光になると、まるで‘緑のステンドグラス’のように緑がグラデーションとなって輝く。その‘緑のステンドグラス’にアクセントを加えるのが、黒い影となった枝々。その対比が何とも美しいので、何とかして写真におさめたいのだが、なかなか実際の美しさを写真で表現することができない。この美しい風景は、杉林が中心の林道では絶対に見ることができない風景だ。ここでは、峠を越えて福井県に入るあたりから随所にその‘緑のステンドグラス’を見ることができるのが嬉しい。さらに所々に川が流れ、林道の風景に潤いを与えてくれる。また、林道脇の崖から染み出た水が澄んだ水たまりを道に沿って作り出し、そこをのぞくと多くのアカハラが気持ちよさそうに泳いでいるのが見える。その水たまりの上にのびる木々の葉には、モリアオガエルの卵・・。

この林道では多くの生命を身近に感じることができる。みずみずしさを全身に浴びるかのように、木々の葉に全身を浸すことができる。この日は福井県側に抜けるのではなく、もう一度その林道のみずみずしさを味わいたくて、滋賀県側に引き返すことにした。そして日頃の生活の疲れやストレスなど洗い流してくれたことに感謝しつつ、林道をあとにする。

滋賀県に数少なくなった貴重な未舗装林道。もしこの林道も舗装されてしまうとしたら、もう林道脇の水たまりを泳ぐアカハラや、その水たまりを頼りに産み付けられるモリアオガエルの卵などは二度と見ることはできなくなる。それとともに、舗装されることで多くの車が入り、ゴミが散乱し、不法投棄による廃棄物が溢れることにもなる。

どこからか「もういいじゃないか、やめてくれ・・」と言う声が聞こえてくる、そんな気がするのである。










http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2007/05/21 22:43】 | 林道 | page top↑
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