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#133 山間の狭路で
~山間の狭路で~

山深き地の山村や廃村、林道などを好きで訪れるようになって15年、その間様々な道を訪れた。通常山間部の道は、山深く入って行くほどに細くなってゆく。そしてそういった所では車一台通るのがやっとという、極端に幅の狭い道が延々と続くというのも珍しいことではない。まあ大抵は適当な所に待避所があり、対向車が来た時にはどちらかがそこまで下がればすれ違うことができるのではあるが‥。と言っても、細い道をバックで何十メートル、何百メートルと下がってゆくなど、できることならばしたくないものだ。こういった所は山間部ゆえ坂道も多く、またガードレールがない所も多い。さらに路肩はゆるく崩れそうで、場所によっては植物が覆って路肩の判別がつきにくいこともある。一歩間違えば転落事故となってしまう、危険いっぱいの所なのである。

対向車と出くわした時、まず待避所の位置を確認する。自分の近くにあるなら、下がるなり進むなりしてそこで対向車をやり過ごす。こういう所ですれ違う車の多くは地元の一般車や工事関係、林業関係の車両、できるだけ迷惑はかけたくないものだ。だから、明らかに対向車のほうが待避所に近いという時以外は「こちらから下がるもの」という姿勢を持つようにしている。お互いがそのような気持ちであるならば、出くわした時など、一旦停まって互いに位置を確認した後に待避所に近い方が気をきかして下がってゆくことになるので、何のトラブルも起きず嫌な思いをすることもない。

ところが最近これで嫌な思いをすることがやたら多い。明らかに自分の車が待避所が近く相手が待避所から遠く離れているという状況がわかっているのに、全くお構いなしで突っ込んでくる車が目立つのである。自分が待避所に入って待とうという気など、ハナから無いのである。結局こちらが延々とバックすることになる。相手はほんの数メートル下がればいいだけなのだが‥。土日など特にこの傾向が強く感じられるのは、外部からの車が多いからなのだろうか。そういえば、このような状況で相手が下がりこちらが譲ってもらったという記憶はここの所ほとんどない。唯一、ダンプやトラックなどの工事車両が積極的に譲ってくれるという印象があるだけだ。そういう時は、さすがにプロだなぁと思ったりもする。

先日、奈良県境に近い三重県の美杉という所を訪れた。そこへ向かう峠の手前付近の数キロが大変細いクネクネ道となっている。さっそく、対向車があった時に備えて‘延々とバックをする’心の準備をする。やがて対向車が現れた。こちらは少し対向車と離れてると思いながらも待避所で待つ。しかし相手はこちらにやって来ない。少し待ったが車は来ない。相手が待避所で待ってくれているのである。こういうのは何か久しぶりで、ちょっと嬉しく感じた。少し走ると、また対向車の姿が見えた。やはり先程と同じで待ってくれている。その後、何台も車とすれ違ったが、ほとんどが同じような感じで道を譲ってくれるのだ。嬉しさ以上にちょっと驚きだった。そしてすれ違う時にお礼の意を示すと、ほとんどのドライバーが笑顔で会釈してくれる。地元の方が多かったようだが、多府県ナンバー車もあった。どの車も無理に突っ込んでくることなど全く無かった。結局そこだけではなく、その周辺で出合ったほとんどの対向車がこのような感じだったのである。

とても爽やかな気分になった。ここはマナーある運転、思いやりある運転ができる地域??こういうことってあるのだなぁ‥など勝手に思ってしまう。たまたまそういうドライバーが続いただけなのかもしれないが、それでも非常に爽やかな気持ちで峠を越えることができたことに、素直に感謝する。人を爽やかにさせる、自分もそういう余裕ある運転が山でできればなぁ‥など思ったりもするのである。








http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2007/11/10 07:39】 | | page top↑
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