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#147 春を感じる
~春を感じる~

寒さ厳しく、彩度の低い色が厚く塗られた冬の風景が終わり、多くの新しい命が芽生える春がやってきた。低彩度の風景に、少しずつ花や木々の葉の鮮やかな色が散りばめられてゆき、これからのブレイクを感じさせてくれる季節。冷たかった風も暖かい風に変わり、山の風景を味わいながらのんびりと散策するには最高のシーズンだ。

ところがここのところずっと慌しさが続き、こんなすばらしい季節なのに、ゆっくりと山村を訪問することができないでいた。勝手気ままに走り回っていた犬が、短い鎖につながれっぱなしになって身動き取れないという感じで、ストレスはたまる一方。「もう限界!」状態だった。しかし先日、わずかな時間ではあったが、ようやく近くの山村を訪れることができた。訪れた集落は、木地師発祥の地『君ヶ畑』。私はこの集落が大好きで、最近は年に何度も訪れるようになっており、このコーナーでも何度か紹介させていただいている。

前回訪れた時は冬。一面が雪で覆われ、モノトーンの景色が実に美しかった。厳しい寒さと冷たい風、そして透明感に満ちた空気に心洗われたのを覚えている。うって変わってこの日は実に春らしい陽気。柔らかい日差しと、暖かい風がまことに心地よく刺激してくれる。冬場は雪で隠れていた茅葺家屋もその姿を見せ、苔むした分厚い屋根が春のエネルギーを思いっきり浴びて、少し残った冬の冷たさを蒸発させている、そんな感じがする。緑の木々の葉も少しずつ鮮やかさを加え、春の色を演出しいる。下界?では桜が本格的に花開こうとしているこの時期、ここではまだ桜の花は見られず主役は梅の花。家屋の庭先に植えられた木々の新芽も可愛らしい。

川に下りてみる。前回は雪帽子をかぶった河原の石もすっかり‘春’になっている。雪解けの季節には遅かったのか、川の水量はそんなに多くはない。石を渡って川の中央に移動できるのもこの季節だから。冬場と違い、足を滑らせても何とかなってしまいそうなのも嬉しいところ。水の流れる音を聴きながら、ここでボーっとすごすのも最高だろうなぁ‥など思いながらも、それは次回のお楽しみとしてこの日は帰路につく。

人間、動くといろいろなものに出会うことができる。中には出会いたくないものもあったりするが、この日は素晴らしいものに出会えた、そんな感じがする。わずかな時間ではあったが、日ごろたまりにたまったものが一気に吐き出せ爽やかな気持ちになれたのも‘出あい’があったから。それに加えるように、下界に下りて見た桜の清楚な美しさが爽やかさに追い討ちをかけてくれたのも、また嬉しく感じたりした。春に感謝!出会いに感謝!なのである。

















http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2008/04/08 00:46】 | 滋賀県山村・廃村・自然 | page top↑
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