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#182 ゴールデンウィークの芹谷
~ゴールデンウィークの芹谷~


今、ゴールデンウィーク真っ最中。毎年この時期には泊をともなって岐阜や長野、富山など県外の少し遠くの地に遠征しているが、今年は残念ながら諸事情でそれが実現しなかった。そこでこの日は県内の最北地、余呉町を訪れようと高速に乗る。目的地は『針川』。先日も訪れたのだが、お気に入りの地で写真を撮ったところ帰宅後にカメラの設定がおかしくなっていたことに気づき、悔やむことしきり・・。そして今回は何とかリベンジを図りたくての訪問計画。

爽やかな春の青空の下、機嫌よく高速を走らせる。ところが名神高速で多賀SA手前辺りからノロノロと渋滞が始まる。周囲の車を見ると大部分が遠く他府県からの車。少し進んでは停まるを繰り返す超低速運転となってしまい、渋滞が大の苦手な私にとってはまるで拷問状態。「ひこにゃん観光の車がほとんどで、彦根ICで多くの車が降りるだろう」という楽観的な予想もあっさりと裏切られ、結局、彦根ICを過ぎても渋滞が続くのを目の当たりにした段階で、高速を降りることを決意する。そしてそれにともない予定もあっさりと芹谷方面へと変更となった。




しかし運がいいのだろうか、こういう時にけっこういい風景に出合うのである。この日も訪れた芹谷は、まさに春まっさかり。普段なら谷に覆いかぶさるような両脇の山の緑が重々しく感じたりするのであるが、それらが春の爽やかな光に明るく輝いて実に軽やか。そして川の水もまるで透明なガラス細工のように、川底を透かす。水量もほどほどで、所によっては激しい流れを見せてくれたりしている。狭い河原には色鮮やかな花が咲き、思いっきり‘春’を演出する。そして流れる水の音が、川沿いの道を走る車のエンジン音を心地よく消してくれるのである。







この‘狭い’芹川を流れる水の表情がまた美しい。流れのない溜まりの静かな表情があるかと思えば、激しい流れで水しぶきや泡によって普段決して見ることができない自然の造形の美のような表情も見せる。こういう時はカメラは実に便利。その一瞬を写し出すことができる。人間の目では成し得ない業である。川面には木々の隙間からの光が所々を明るくし、幻想的なシーンを演出する。こういう風景を撮っていると誰もが、自分がプロになったかのように思ってしまうのではないだろうか

芹川を離れ廃村へと続く林道に入ってみる。ここでも春爛漫。林道の斜面一面にシャガの花が咲き乱れている。このシャガの花であるが、花の模様や配色は決して好きではないのだが、こうして群生している風景を見ると実に美しい。もう少し林道を登って谷むこうの山の斜面を見ると、ここより更に広い範囲でシャガの花が群生しているのが見えた。遠く離れていても斜面が白くなっているのがハッキリと確認できるのである。他の季節では決して見ることのできない風景だ。

当初の予定を変更して訪れた芹谷。やはり期待を裏切ることなく春の美しい風景を思いっきり見せてくれた。予想をはるかに超えた美しい風景だった。こういう美しさを味わせてくれる自然に感謝するとともに、こういう自然を守っていくことの重要性を改めて感じる。そしてこの美しさを感じることのできる自分を、ほんの少しだけ見直したりもするのである。








http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2009/05/04 09:59】 | 滋賀県山村・廃村・自然 | page top↑
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