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#24 黄金色の茅葺家屋
~黄金色の茅葺家屋~

先の市町村合併で滋賀県から「村」はなくなってしまいました。長らくの間、滋賀県唯一の村としてがんばっていた、今は高島市と名を変えた旧「朽木村」ですが、先日その朽木村の山奥を久しぶりに訪れてみました。

山村の美しい風景につきものの茅葺家屋ですが、今では多くの茅葺家屋の屋根はトタンで覆われ、純粋に茅葺の美しさを見せてくれる家屋は少なくなってきています。この地域も例外ではなく、赤や黒、青や朱色など、様々な色のトタンに覆われた屋根の古民家が、緑の山々や青い空をバックに山村風景を彩っていました。そういう中で現れたある茅葺家屋、通常の茅葺屋根の濃い茶色とは違う、黄金色に輝くその家屋、古民家特有の堂々としたたたずまいに加えて、見慣れぬ色の輝きが私の目を強く惹きつけました。
近づいて見ると屋根に梯子がかかり、周囲には短く切られた茅が散らばっています。そして家屋の前には、腰を下ろして休憩している一人の男性が・・。うかがってみると、茅葺屋根の葺き替えをされているとのこと。その方は家のご主人ではなく、葺き替え工事の職人さんだったのです。黄金色に輝いていたのは、新しく葺かれた真新しい茅の部分だったのです。

合掌村のように観光地となっている所ならともかく、こうして人知れない山奥の家屋が新たに葺き替えられていることに、そして今でも未来に向けて茅葺屋根を残そうとされている方がおられることに驚きました。ちなみにこの職人さんは、遠く湖北の方から来られているとのこと。茅葺屋根の家が減ってきている中、それを扱える職人さんも少なくなってきているのでしょう。消えゆく日本古来の文化や伝統、技術、しかしそれを受け継ぎ残そうとしている人たちがいる。何か嬉しく感じる、そんな一瞬でした。






http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2005/08/05 00:00】 | 滋賀県山村・廃村・自然 | page top↑
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