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#27 山村の夏
~山村の夏~

滋賀県の伊吹山近くのある山村を訪れた。そこにあった分校跡を撮影するためである。真夏の暑い日、しかも一番暑くなる昼過ぎ頃のせいか、その集落に人の姿はほとんど見えない。集落を歩いて見ても、分校跡はなかなか見つからない。そうしていると何か元気に騒ぐ声がきこえる。どうやら集落横を流れる川かららしい。見に行ってみると中高校生ぐらいの少年数人が川で遊んでいる。そしてそのうちの一人が、手に持っている何か細長いものを誇らしげに高々とさし上げたり、丸く輪にしたりしている。なんだろう?木の枝か?いいや違う、うなぎ?いいやちがうヘビだ。しかもヘビは哀れに皮が剥がれて肌色だ・・。

そういえば昔はヘビや蛙は友達だった。よく捕まえたり、遊んだり、時には皮を剥いだり・・。残酷なこともずいぶんとしてしまったものだ。でも少しずつ命の大切がわかってくる。そして大人になると、もうそんなことはできなくなった・・。
この日焼けした少年たちから、残酷さや陰湿さは微塵も感じられなかった。実に健康的に見えた。と同時に山奥の山村の夏に元気を与えてくれている。そんな気がした。

その後再び集落に戻り分校跡を探す。すると先ほどの少年たちのうちの2人が自転車で家に帰ってきた。そしてすぐまた家を出てゆく。その時に分校のことを聞いて見た。「あそこの電気の何か建物の下の坂道を上がった所にあります」と真っ黒に日焼けした少年が元気に答えてくれた。そして猛スピードで自転車で坂道を下り、再び川へと戻っていった。

久しぶりに見た、元気な山村の風景であった。






http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2005/08/24 00:00】 | 滋賀県山村・廃村・自然 | page top↑
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