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#31 ふるさとの寺子屋
~ふるさとの寺子屋~

寺子屋。そのように地元の方は表現されていた。もちろん昭和の時代に寺子屋などあるはずがないが、そのように表現されていたのである。おそらく、この村ありし頃、村の人たちはそのようにこの学校のことを呼んでいたのだろう。親しみをこめて。1階がお寺と1,2年生の教室。2階が3,4年生と5,6年生の教室。お寺を学校とし学びの場としていたこの校舎が使われなくなって久しく、今は崩れ落ちて自然にかえるのを待つだけとなっている。ただ校庭に残っている学校跡の碑、そして鉄棒、雲梯(うんてい)が、かつての様子を伝えてくれるだけである。

この集落だけではなく、周辺の集落からも多くの子もどもたちが、1時間もかけてやってきたというこの学校、時には登校途中に熊の姿を見ることもあったそうだ。雪の日は、大人が先頭になって雪を踏み固め、その上を子どもたちが続いて歩く。それでも休む生徒などいない。登校時は集落単位で登校するが、下校時は学年単位となる為、時間もばらばら。だから人の通らない山道を一人で帰ることも多い。

学校の残骸が残るこの集落、そしてその周囲の集落、それら全てが廃村となっている今の風景からは、かつて100人もの児童数でにぎわった光景を想像するのは、何とも切ないのである。






http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2005/09/25 00:00】 | 木造校舎・廃校 | page top↑
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