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#56 ダムに消える村
~ダムに消える村~

何百年という長い歴史を終え、もうすぐその地から消えようとしている二つの集落がある。多賀町の芹谷にある『水谷』と『下水谷』だ。芹川流域の洪水対策としてこの地に「芹谷ダム」が建設されるからで、当初このダムは『下水谷』ではなく、芹川本流の『栗栖』にダムの堰堤が建設される予定だったようだ。そして計画変更に伴い名称も栗栖ダムから芹谷ダムに変わっている。
普通ダムと言えば、山間部に満々と水を貯えた風景をイメージするが、このダムはそうではない。通常は普通に川の水を通し水を貯めることはなく、大雨などで芹川の水量が増加した時のみ、本流である芹川から引かれた導水トンネルで水をこのダムに流し込んで水を貯め、川の水量を調節するという。

先日、この二つの集落を訪れてみた。決して広くない道沿いに老家屋が建ち並ぶ、とても美しい集落だ。村の入り口あたりですれ違った茶髪のお兄さんに会釈すると「こんにちは」と返ってきた。ちょっと意外な感じがしたが、心がなごむ。何軒かの家で、この冬の大雪で壊れた屋根の修理が行われていた。「この家もあと2年なんやけどなぁ・・(けど、なおさんわけにもいかんしなぁ)。」「あの寺の門あたりまで水が来るらしい。」「もう移転先も決まっとる。」など語る地元の方の表情には、あまり暗さは見られない。しかし寂しさがないわけではないはず・・。
あと2年で立ち退きとなるそうだが、その日が近づくにつれて地元の方々の故郷への思いはどのように変わってゆくのだろう・・。








http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2006/04/08 00:00】 | ダム | page top↑
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