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#57 廃村に咲く花
~廃村に咲く花~

長く厳しい冬が終わり、ようやくやってきた山の春。鈴鹿の山腹にあるこの廃村にも春が訪れた。下界では桜の満開が終わろうとしているのに、ここの桜の蕾はまだ固い。桜だけではない。水仙の蕾もまだまだ固く、開花までもう少し時間がかかりそう。崩れかかった家屋の裏には、わずかな雪も残っている。まだ冬の色を残している、そんな春の風景であるが、よく見ると地面や苔むした石垣を黄色く彩るものがある。福寿草だ。とても美しい黄色の花を咲かせる福寿草、無彩色に近い廃村の風景にわずかばかりの彩りを添える。冬から春までの無彩色になりがちな風景を彩る貴重な存在なのである。

廃村などを訪れるといろいろな花に出合う。その中でも福寿草、オオハンゴンソウ、紫陽花、シャガなどは、馴染みの深い季節の花たちだ。それらはもともとその地に生息していたものもあれば、遠い地より人の手によって運ばれ植えられたものもある。いずれにしても、廃村となってその地から人がいなくなってからは彼らがそこの主となり、残された老家屋たちもそれを受け入れ、年数を重ねた後にやがて自然へとかえってゆく。そして家屋が朽ち果て消えた後も、その花たちは人がいた証としてその地を彩ってくれるのである。








http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2006/04/18 00:00】 | 滋賀県山村・廃村・自然 | page top↑
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