スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
#60 廃校『上根来小学校』の春
~廃校『上根来小学校』の春~

前回に続いて廃校での話題を一つ。これもゴールデンウィーク中に訪れた時のことである。

久しぶりに滋賀県と福井県の県境にある小入峠を訪れた。今となっては貴重な、滋賀県の未舗装林道の県境峠。その峠を越えて福井県側に下った所に『上根来(かみねごり)』という美しい過疎集落がある。そしてそこからさらに少し下った所にある『上根来小学校』。学校といっても通う子どもたちはもういない。すでに廃校となって久しい木造校舎、それでも美しい姿を保っているのは「山の家」として第二の人生を歩んでいるからである。

山間の狭路から見える木造平屋の小さな美しい校舎と木々の緑とがマッチした風景はさみしく、そして美しい。小さな校庭にあるもみじの木。前回の訪問時には燃えるような赤で驚かせてくれたこの木も、今回は緑。しかしそれもまた美しい。時折通る車の音以外に聞こえるのは鳥のさえずりだけ、という心地よい静寂の中で、私は廃校の春をしばし味わう。
ふと見ると緑の葉の中に揺れる赤いものと青いもの。何だろう?鯉のぼり??近づいて見てみると、とても小さく可愛らしい鯉のぼりが風に揺れる緑の葉と共に泳いでいる。そういえば今日はこどもの日かぁ・・。

誰につけられたのか二匹の鯉。春の廃校の風景にやけに似合っている。かつては子どもたちのにぎやかな声で春を迎えたであろうこの校舎に、今は静寂の中で可愛らしい二匹の鯉が泳ぐ。とかくさみしさだけが強調されそうな廃校の風景であるが、二匹の小さな鯉が私の中のさみしさをあたたかさに変えてくれた。改めて春を感じた廃校の春・・であった。








http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
関連記事
【2006/05/13 00:00】 | 木造校舎・廃校 | page top↑
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。