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#64 五僧峠のむこう側
~五僧峠のむこう側~

「五僧越え」と呼ばれる岐阜県と滋賀県を結ぶ鈴鹿山脈の峠道。「島津越え」とも呼ばれ、非常に歴史ある道だ。今でこそ山仕事か登山客以外にはほとんど通る人も無いのだが、かつては伊勢と近江を結ぶ重要な道で、多賀詣などの時期にはひっきりなしに人が通ったという。
この道の峠部(県境)には廃村『五僧』がある。以前は『保月』からのアサハギ林道を終点まで行き、そこから山道を歩いてでないと行けなかったが、今では立派な林道が『五僧』まで着いている。しかし峠から岐阜県側への下り道は細い山道で、今なお徒歩でしか行くことができない。峠からの山道を岐阜県側に下ってゆくと『時山』という集落があり、以前から気にはなっていたものの訪れたことがなかった。先日峠のむこう(滋賀県から見た場合)のこの集落に、初めて私は訪れてみた。

『時山』は岐阜県側から見たら最奥の集落である。時山集落も他の過疎集落同様、村の学校は廃校となって久しく、今は二宮金次郎像が残る。廃校の碑を通って間もなく、川沿いの静かな集落は終わりを告げ、道は未舗装路へと変わる。この林道、もう峠の手前まで工事が進んでいるようである。この林道が開通すると滋賀と岐阜を結ぶ道路がもう一本増えることとなるが、周辺の地域にどのような影響を与えるものなのか、私には予測がつかない。滋賀県側のあの険しく狭い権現谷林道やアサハギ林道が立派な道になるとも考えにくい。冬場の通行はまず不可能。一体どういった道となるのだろう・・。

そういえば『時山』集落の手前に「時山バンガロー村」というキャンプ場があり、そこに「時山文化伝承館」という地元に根付いた資料館がある。「時山」集落の説明や昔の生活用具、可愛らしい刺し子作品などが展示されており興味深い。時山にお住まいの方がやっておられるので、お茶をご馳走になりながら集落のお話しなどをうかがうこともできる。興味のある方にはぜひお勧めだ。水曜、土曜、日曜のみの開館となっている。写真はその刺し子細工のフクロウくんである。何ともまあ可愛らしい。値札がついていないので幾らくらいなのか値段を聞いてみたが、館の方もわからない。どうやら作られた方ご自身が値段を決めるらしい。電話で聞いてくださったがお留守のようである。「予約しときますか?」とのことばに「今度いつ来れるかなぁ・・」。何とものんびりした感じが私にはぴったりだった。
またぜひ訪れてみたい「五僧峠のむこう側」。そんな思いで私は館を後にした。








http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2006/06/12 00:00】 | 木造校舎・廃校 | page top↑
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