スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
#80 『在原』にて
~『在原』にて~

久しぶりに琵琶湖の北にある山間集落『在原』を訪れた。ここは茅葺き集落としてけっこう有名で、旅行案内誌などでも紹介されており、休日などカメラやスケッチブックを片手に訪れる人も多い。隣の集落から車で20分くらい走ると、静かにならぶ茅葺き家屋が見えてくる。この道も、以前に比べると随分立派になっている。それでも山を背にする集落の風景は、いかにも‘隠れ里’っぽい雰囲気だ。『在原』という集落名からも、その歴史の古さがよくわかる。しかしここは決して観光地化されているわけではなく、実際にそこで人々が生活している普通の集落なのである。そのため所々に観光客のマナーに対する注意書きが張られており、写真撮影などにも何か気が引ける思いがする。

こういった山間の集落を訪れる時、季節を彩る植物が必ずある。それを見るのは訪問の際の楽しみの一つだ。自然に咲く花、木々の葉や実、畑に植えられた作物、花壇の花、中には主を失って久しいものもあるが、そのどれもが美しい。
この日印象に残ったのは、茅葺き家屋をバックにしたそば畑。小さな白い花はとても地味だが、それが無数に集まる風景は素晴らしい映像となって脳裏に焼きつく。

そういえばここには学校がある。マキノ北小学校在原分校だ。だが残念ながら現在は休校となっている。少し草がのびたグランドには、学校が再開される日を待つ遊具が並ぶ。そしてその向こうには平成2年に建てられたという鉄筋校舎と茅葺き家屋。
この日はビデオカメラを持った父親に連れられた幼子が遊具を独占し、とっかえひっかえ楽しそうに遊んでいた。やはり学校に子どもはよく似合う。遊具も楽しそう?に見える。しかし今、遊具で遊ぶ子が帰ってしまうと、グランドは再び無人の地となり元の静寂に包まれる。

過疎地の学校で、休校後に再び学校として再開されたという話を私は知らない。しかし「この学校、この後どうなってゆくのだろう・・」など感傷的になっても仕方ないこと。私は少し青空が見え始めた『在原』の美しさを喜び、茅葺き家屋の撮影を再開することにした。








http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
関連記事
【2006/10/01 00:00】 | 滋賀県山村・廃村・自然 | page top↑
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。