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#92 行き止まりの道からの風景
~行き止まりの道からの風景~

昨年末に飛騨地方を訪れた。しかし昨年、一昨年と岐阜を訪れる時は必ず雨に見舞われている。今回も天気予報を見ると雨マークが多い。何とか山村の美しい風景が撮影できればなぁ、などと思いながらの出発であったが、それもかなわず、やはりこの訪問も三日間のうち二日間が雨となってしまった。唯一晴れた日が一日目。移動もあったのであまり時間は取れなかったが、以前から訪れてみたかった旧神岡町の山之村周辺を訪れることにした。

双六川から山吹峠を越えるというルートで訪れた。例年なら一面が銀世界のはず。しかし今年は雪不足ということもあり、峠近くになるまで雪はほとんど見当たらない。さすがに峠辺りには雪が残っていたが、それでも峠を下って集落に降りると、やはり雪は日陰に残っている程度。山之村小中学校のグランドの雪もまばらで、何とも景色全体が中途半端な感じがする。「中途半端な残雪というのはどうも絵になりにくいものだ」など考えながら、雪景色を求めてさらに山へと向かう道を進む。これは有峰湖へ向かう道でもある。ほとんど車の通らないこの道は、標高が上がるにつれて積雪が多くなり、やがて道全体が雪で覆われるようになると程なくして‘飛越トンネル’のある県境となる。残念ながら有峰に抜ける飛越トンネルは冬季封鎖中であったが、そこには待望の雪景色が広がっており、幾重にも連なる山々のグラデーションを雪景色とともに味わうことができた。さすが標高1460mの地だ。そして誰も来ないこの行き止まりの道で、控えめながらも幸せなひと時をすごす。

私の中には‘恋焦がれる地’というのが、その時その時にある。現在は岐阜県の『加須良』『山之村』、富山県の『桂』『有峰』がそれである。いずれも「弧村のともし火(桂書房:海野金一郎著)」「さよなら桂(桂書房:寺崎満雄著)」「有峰物語(NTT出版:飯田辰彦著)」「源流をたずねてⅣ(岐阜新聞社:吉村朝之著)」などの書を読んで沸いてきた恋心である。今回『山之村』を訪問することができたが、何とも不完全燃焼の感が否めず、恋心はさめない。もう一度必ず訪れることになるだろう。また『加須良』『山之村』『桂』『有峰』も今年中には必ず訪れようと考えている。現在『加須良』への道は一般車は通れないという話も聞くが、何とか実現させたいものだ。

年々強くなってくる山村、廃村、山‥への思い。訪れられない日々や訪れても天候に恵まれない日々などが続くと、妙なモヤモヤ感がたまってしまうが、それが次の訪問へのエネルギーとして蓄積されてゆく。今年はどのような訪問で、どのような出合があるのか本当に楽しみだ。


※「たまに一言のあしあと」をブログに整理してみました。今後もこの形態で整理してゆこうと思っていますので、よろしくお願いします。







http://www.geocities.jp/kondodoraibuiko_ne021/index.html
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【2007/01/08 00:00】 | 岐阜県山村・廃村・自然 | page top↑
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